仕事のことばかり考えてしまう人の10個の特徴とは|考えないための方法も解説
「なぜか常に仕事のことばかり考えてしまう」
「仕事のことばかり考えてしまう人ってどんな人?」
「仕事を忘れて休みの日を過ごす方法が知りたい」
このように、社会人として働く人の中には、四六時中仕事のことばかり考えてしまうため、疲れがとれないことや、上手な気持ちの切り替え方がわからず不安に感じて悩むケースが少なくないでしょう。
本記事では、仕事のことばかり考えてしまうのはなぜか、仕事のことばかり考えてしまう人の特徴や、仕事のことを考えないための方法などを紹介します。現在、仕事が頭から離れずストレスを感じている人にとって不安を解消する有益な情報となるでしょう。
仕事を忘れてのびのびしたい人や、オンとオフを上手に切り替えてリフレッシュしたい人は、ぜひこの記事を参考にして日々の生活に取り入れて下さい。
目次
仕事のことばかり考えてしまう人に起こること
仕事のことが頭から離れず、心身とも悩んでいる人や十分に休めていない人は少なくありません。休日も仕事のことばかりが気になるため、充実した時間を過ごすことができないでしょう。
あっという間に休日が終わり、憂鬱な気持ちを引きずったまま仕事が始まります。このままの状態を続けていくと、いつか限界となるでしょう。
仕事のことばかり考えてしまう人に起こることを以下でまとめました。自分に当てまる人は注意して下さい。
疲れがとれない
仕事のことばかり気になる人は、多くの場合で自分の意思とは反してつい仕事のことを考えてしまう傾向があります。
仕事が好きで、仕事のことを考えている人の場合は、ストレスにならないため問題ないでしょう。しかし、そうでないケースもあります。休日に仕事のことを考えることで、思考がネガティブになり、十分な休息がとれず疲れがとれない状況が続くでしょう。
憂鬱な気分になってしまう
休日に仕事のことばかり考えてしまう人は比較的多く、仕事の内容が気になったり不安になったりと、マイナスなことばかり考えてしまう傾向があります。
なぜ仕事のことばかり考えてしまうのか、原因を探り追求することが解決への近道といえるでしょう。
自分自身を成長させることができない
休日のスケジュールに合わせて仕事の予定を調整するため、効率が上がることや、休日を充実させることでストレス解消に繋がり、仕事のモチベーションが向上することから、仕事と休日との切り替えが上手な人ほど、自分を成長させることができると言われています。
帰宅後や休日も仕事のことばかり考えることで、自分自身の活動範囲を狭めてしまうため、自己の充実に繋がらず、自身を成長させることができない可能性があります。
仕事のことばかり考えてしまう人に共通する10個の特徴
そもそもなぜ仕事のことばかり考えてしまうのでしょうか。仕事の業種や環境などは様々ですが、勤務時間以外の場で仕事のことばかり考えてしまう人には共通する特徴があります。
なぜ自分は仕事が頭から離れないのか疑問に感じている人は少なくないでしょう。これから紹介する項目が自分に該当するかどうか確認してみましょう。
- そもそも仕事量が多すぎる
- オンとオフの切り替えができない
- 責任感が強く真面目すぎる
- 仕事に優先順位がつけられない
- 優柔不断で慎重すぎる
- 自分に自信がなくネガティブ
- 失敗を前向きに捉えられない
- 生活が不規則で体調管理ができていない
- 自宅に仕事を持ち帰っている
- 傷つきやすく周囲の視線が気になる
1:そもそも仕事量が多すぎる
基本的に自分が担当している仕事量が多すぎて、勤務時間内に終えることができず、そのまま休日に突入して仕事のことが頭から離れなくなる場合があります。
また、本来の仕事量が多いため、勤務時間のうちに仕事を終わらせたとしても、次の週にはまた新しい仕事を多くこなしていく必要があります。そのため、休日も仕事のことを考えてしまう傾向があります。
2:オンとオフの切り替えができない
仕事を終えて休みに入るときにオンとオフの切り替えができていないことがあります。上手にスイッチを切り替えられず、仕事モードを継続してしまうことで、休日も仕事のことばかり考えてしまうでしょう。
休日に仕事のことを忘れて、気持ちを落ち着かす時間がなければ、緊迫感が続くため、気持ちが解放されることがありません。
3:責任感が強く真面目すぎる
責任感が強く真面目な性格で仕事に対してストイックな人は、四六時中、仕事のことばかり考えてしまう傾向があります。
仕事を行ううえで、真面目に取り組むことは社会で働く大人として立派なことですが、ストイックすぎると自分自身を苦しめてしまうため、肉体的・精神的にも疲労が蓄積してしまいます。
4:仕事に優先順位がつけられない
期限がある仕事を後回しにしてしまうなど、仕事の優先すべき順位がつけられないことが原因の場合もあります。不器用な性格の人に多い傾向です。
「仕事が期限内に終わらないかもしれない」など余計なことを考える時間が増えてしまうでしょう。
5:優柔不断で慎重すぎる
慎重すぎる性格のため、様々なことを考えて悩んでしまうことがあります。また、優柔不断であることで、なかなか決断ができず仕事が計画通りに進まないことがあるでしょう。
そのため、休日に仕事を持ち帰ったり、仕事のことが頭から離れなかったりするでしょう。
6:自分に自信がなくネガティブ
自分に自信がなく常にネガティブなタイプの人は何でもネガティブに考えるため、小さなことから、自分の将来のことまで悩んでしまう傾向があります。このまま仕事を続けていくべきか、など人生についても考えてしまうでしょう。
悩みのテーマが壮大であるため、勤務時間以外の休日においても、仕事関係のことで頭が埋め尽くされてしまいがちになるでしょう。
7:失敗を前向きに捉えられない
失敗したことをマイナスに考えてしまい、前向きに捉えられないことがあります。どんどん悪い方へ考えてしまい、何でもポジティブに考えることができなくなるでしょう。
通常だと、ミスをくよくよと考えず切り替える場面だとしても、ネガティブな発想ばかり浮かんでしまうため、悪いことばかりイメージしてしまい休日も仕事のことばかりが気になってしまうでしょう。
8:生活が不規則で体調管理ができていない
生活が不規則で体に疲労感があるため、てきぱきと行動することができず、仕事がはかどらないため、予定通りに作業が進められないことがあります。この場合は、自分のパフォーマンスが発揮できないことが原因と考えられるでしょう。
また、仕事が上手く進まないことから、再び眠れない・食欲不振など体調不良に陥り、仕事がはかどらず、負のループから抜け出せなくなるでしょう。
9:自宅に仕事を持ち帰っている
目の前に仕事があると、通常どのようなタイプの人でも仕事を忘れることはできないでしょう。
また、仕事を自宅で行っていても、なかなか集中できないことや、上手に切り替えられず進まないなどネガティブな連鎖が発生することも考えられるため、仕事を持ち帰るのはやめておきましょう。
10:傷つきやすく周囲の視線が気になる
傷つきやすく繊細な人は些細なことでも気になり、周囲の視線に悩む傾向があります。仕事の僅かなミスを気にしすぎてしまうため、小さな失敗をおかすこと自体を恐れ、休日も仕事のことばかり考えてしまうでしょう。
仕事のことばかり考えないための12の方法
仕事のことばかり考えないようにするためには、どのような方法をとることが必要でしょうか。この先も、休日に仕事のことばかり考えていると心身ともに休むことができません。
悩みが深刻になる前に、早めに対策しておくことが重要です。心から休息できる日がくるように、仕事を考えない方法を12個にまとめて解説します。日常で工夫しながら取り入れてみましょう。
1:プライベートに「楽しみ」を見つける
仕事以外の趣味や習い事などプライベートを充実させることで、仕事を考える時間をなくすことができます。仕事のことばかりを考える人は、趣味がなかったり友達がいなかったりなど、暇をもてあます傾向があります。
プライベートで熱中できる「楽しみ」を見つけることで、そのことに貪欲となり、充実した休日を過ごすことができるでしょう。また、リフレッシュすることで、解決案がひらめくこともあるでしょう。
2:しっかりと休養する
十分に休養して体の機能を整えましょう。体に不調を抱えていると、ネガティブな感情が生まれやすくなるため、仕事についても深く考えてしまう可能性があります。
肉体的に休息することで、気持ちが安らぎポジティブな思考に変換することができるでしょう。
また、疲れをとることでフィジカル面の強化にも繋がるでしょう。
3:自己分析をして悩みに向き合う
仕事のことばかり考える人は、自分の持つ許容量を把握しておらず、抱える仕事量に悩みを持っているケースがあります。
とくに、自分以外の周囲の人に自己分析をしてもらうことで、客観的な立場の意見を取り入れられるため、自分のキャパシティを冷静に分析する良い機会となるでしょう。
4:「悩む」のではなく「考える」時間にする
仕事のことで「悩む」ことは誰にでも起こりうることです。悩まないようにと思っていても、簡単に気持ちを切り替えられない場合もあるでしょう。このケースでは、あえて「悩む」時間を「考える」時間にあてることで解決できる場合があります。
10分などと自分で時間を決めて、考える時間を作ることで、頭を整理することができるでしょう。考えた後は思考を切り替えて、休日を過ごすようにしましょう。
5:仕事を自宅に持ち帰らない
多忙のあまり仕事が溜まっていたり、残った仕事が大量にあったりしても、自宅に持ち帰ることはやめましょう。
自宅で仕事をすると休日に休めないことで、勤務時間もやる気が起こらなくなる可能性があるため、悪循環となります。また、休日賃金が発生しない状況で仕事をすることは様々な面でマイナスと言えるでしょう。
6:屋外で軽い運動をして汗を流す
仕事のことで頭がいっぱいの状況では、家に引きこもりがちになります。家でじっとしていると、さらに仕事のことばかり考えてしまうでしょう。
一歩外へ出て、屋外で軽い運動をしましょう。体を動かして汗を流すことで、仕事を考えない時間が作れることや、リフレッシュもできます。
1人で出かけることに抵抗がある場合は、友人や家族を誘って外へ出てみましょう。肉体的にもプラスになるでしょう。
7:休日前には仕事に区切りをつける
休日が来る前に、仕事に区切りをつけておくことが重要です。平日だらだらと仕事を進めることで翌週に持ち越してしまう場合があります。また、週末が近づくと気分が休日モードになり落ち着かず、仕事を後回しにすることもあるでしょう。
仕事は先延ばしにするのではなく、休日前までに終わらせましょう。
8:相談できる相手を見つける
悩みを相談できる相手を探すことで、話を聞いてもらうことができるため、解決できる場合があります。具体的な解決方法を相談できることや、ストレス解消にも繋がるのでしょう。
1人で抱え込まず、悩みを打ち明けることが早期解決に繋がります。友人や先輩に相談してみましょう。
9:小さな成功を積み重ねて自信を取り戻す
仕事に対する自信をつけて、悩まない状況を作るのも良いでしょう。自信をつけるためには、成功を積み重ねることが大切です。
仕事で悩む人は、経験が浅く自信をつける機会がないことが考えられます。まずは自信を取り戻すために、挑戦する場を設けましょう。小さな成功が積み重なれば自信となり、仕事で悩むことが少なくなるでしょう。
10:悩む前に行動してみる
行動に移すことで、現状を打破できる場合があります。悩みのある人は頭で考えるだけで行動に移さないことがあります。まずは、何かしらのアクションを起こして、解決できる方法を探しましょう。
例えば、仕事で不安な部分がある場合は、勉強や習い事をして苦手なことを克服すると効果的です。行動を起こすだけでも、悩む時間が減るため気が紛れるでしょう。
11:行政が主催する相談窓口を活用する
仕事について悩みがあるときは、行政機関が管轄している専門の相談窓口を活用しましょう。無記名でも相談できる窓口があるため、気軽に活用できます。
とくに、新卒者など他の会社のルールを知らない場合は、自分の会社のルールが当たり前だと思い込んでいることが多くあります。第三者に相談することで、新しい知識や考え方が生まれるケースもあるでしょう。
12:就寝前にリラックスできる時間を作る
仕事のことを考えすぎて寝不足になると、休日に休んだ気になりません。仕事のパフォーマンスが休み明けでも落ちてしまうでしょう。
質の良い睡眠を心掛けるために、就寝前リラックスできる時間を作ることが効果的です。リラックスをしてストレス解消することを心掛けましょう。
仕事のことばかり考えてしまう人の休日の過ごし方の特徴
休日を充実したものにするためには、どのような過ごし方をすれば良いのでしょうか。仕事のことばかり考えてしまう人は休日の過ごし方に共通の特徴があります。
こちらでは、悪い過ごし方の例を紹介します。次の3つの内容と自分の休日の過ごし方を照らし合わせて考えてみましょう。万が一、重なる内容があれば過ごし方に気をつける必要があります。
- ミスしたことを思い起こす
- 職場の人と会う
- 自宅で仕事をする
ミスしたことを思い起こす
ミスしたことを休日に思い出してしまうのは良くない過ごし方です。ミスを起こしたきっかけや原因をいつまでも考えてしまうことが原因でしょう。
ミスを反省することは良いことですが、休日まで考えてしまうと休息できません。失敗の改善方法を考えることは仕事中だけにして、自宅に帰宅したら気持ちを切り替える必要があります。日常の生活に強弱をつけることを意識しましょう。
職場の人と会う
職場の先輩や同僚などと休日に会うことで、仕事を思い出すきっかけとなります。また、会話が仕事の内容になる可能性もあるため、考えたくなくても考えてしまうでしょう。
どうしても仕事が頭から離れない状況が続いてしまうため、休日は職場関係の人以外の友人や家族と過ごすことや、趣味に時間を使うなどして過ごすようにしましょう。
自宅で仕事をする
自宅で仕事をすると、仕事の内容を誰かに話すきっかけになります。仕事の会話が続くと、精神的な負担や、悩みの原因となるでしょう。
仕事は自宅に持ち帰らず、会社で終わらせることを心掛けましょう。また、仕事と休日とのメリハリをつけることを目的として、有意義な休日を過ごすよう努め、できるだけ仕事のことを考えないことが大切です。
仕事のことばかり考えないための仕事術
仕事のことばかり考えない方法を知っておくことは大切です。それでは、具体的にはどのような方法があるのでしょうか。こちらでは、休日に悩みを持ち込まないための、仕事の方法について解説します。
主に仕事の時間の使い方や予定の管理、周囲の整理整頓などがポイントとなるでしょう。休日に悩まないための方法が知りたい人は、ポイントを押さえて実践してみましょう。
タイマーなどを使って時間管理を徹底する
仕事を休日に持ち越さないためには、集中して取り組む必要があります。仕事には締め切りがあるため、自由に時間をかけられるとは限りません。
そのため、タイマーなどを使用して時間の管理を徹底することがポイントです。ひとつのセクションごとに時間を区切って管理することで、与えられた期限内に仕事を終わらせることができるでしょう。
しっかりと目標・スケジュールを立てる
最終的な目標を立てることで計画的に行動できるため、効率良く仕事を行うことができるでしょう。また、細かいスケジュールを立てることで、優先順位も把握できるため、円滑に仕事を進めることができると言えます。
日ごと、月ごとなど単位別でスケジュールや目標を立てて、今日やるべき仕事を理解することが必要です。目標が達成できると、すっきりとした気分で休日を迎えることができるでしょう。
デスクの整理整頓に心掛ける
身の回りを綺麗にしておくことで、作業がスムーズに行え効率も良くなるでしょう。また、清潔感はきちんとした印象を与えるため、他人からの信頼関係にも繋がると言えます。
整理整頓は仕事には影響がないように見えますが、デスクや服装、かばんの中、姿勢など、自身の管理を意識して信頼関係を勝ち取ることで、仕事のチャンスに繋がり自信を取り戻すきっかけにもなるでしょう。その結果、休日に仕事のことばかり考える必要がなくなると言えます。
仕事を忘れて出かけたいスポット
休みごとに仕事のことばかり考えていると充実した生活を送ることができません。仕事を休日に持ち越さないように努めても、すぐに悩みを解決できないこともあるでしょう。このような場合は、会社とは無関係の場所に出かけると効果的です。
場所はなるべく仕事を連想しない所が良いでしょう。離れた場所で物理的に仕事を考えない状況を作ることが大切です。ここからは、リフレッシュできる場所や、ストレス解消できる場所を紹介します。
リラックスできる実家・兄弟姉妹宅
両親がいる実家や、兄弟姉妹の家を訪れることでリラックスした時間を過ごすことができます。心にあるわだかまりが溶けて、落ち着いた気持ちになるでしょう。自分を支えてくれている家族の存在は気持ちに大きく影響すると言えます。
家族に悩みを打ち明けて相談することや、他愛もない話で仕事について忘れることもできるでしょう。リラックスすることで、休み明けの仕事も前向きな気持ちで取り組むことができると言えます。
美しい自然が満喫できる公園・山・海
緑の多い山や、草花に囲まれた公園、綺麗な海の青色を見ると、抱えていた負担から解放された気分になるでしょう。また、有名な観光地などを訪れて文化に触れてみるのも良いでしょう。
森林浴にはストレスを和らげる効果があると言われているため、悩みがある人にはぴったりのスポットといえます。
ウィンドウショッピングが楽しめるお店
休日は買い物に出かけてみるのはいかかでしょうか。仕事をして得たお金で好きな物を買うことはモチベーションにも繋がります。1つの仕事の区切りに頑張ったご褒美として、自分の欲しい物を買いましょう。
実際に買いたい物がなくても、ウィンドウショッピングをするだけでも良いです。街中を歩いて興味のある物に目を向けるだけでも楽しい時間を過ごすことができます。
仕事のことばかり考えてしまうときは切り替えてリフレッシュしよう
この記事では、仕事のことばかり考えてしまう人の特徴や、考えない方法について紹介しました。仕事で悩む人には共通の特徴があります。仕事を効率的にこなして、休日に持ち越さないことが大切です。
監修:キャリテ編集部【株式会社エーティーエス】
株式会社エーティーエスが運営する本サイト「キャリテ」では、みなさまの「キャリア」「働く」を応援する記事を掲載しています。みなさまのキャリアアップ、より良い「働く」のために、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。
-
IT・Web業界で活躍できるお仕事情報多数掲載
-
あなたの成長を叶える魅力的なお仕事情報多数掲載